NASA=アメリカ航空宇宙局は、木星の衛星「エウロパ」に向け、探査機「エウロパ・クリッパー」を14日、フロリダ州から打ち上げました。
NASAによりますと、「エウロパ」には厚い氷の下に液体の海が存在する可能性があるとされています。探査機「エウロパ・クリッパー」は、NASAが惑星探査のために開発した中で大きさが最大で、全長はおよそ30メートルあります。
打ち上げからおよそ1時間後、探査機はロケットから切り離されエウロパに向けて飛行を開始しました。
探査機はおよそ29億キロ飛行して、2030年4月に木星の周回軌道に到達し、衛星に生命が生存できる条件があるか探査を行う予定です。