警察は、遺体で見つかったのは火災のあと、連絡が取れなくなっている、この工場の男性従業員の可能性があると見て、身元の確認を急いでいます。
この工場では、廃油のリサイクルを行っていて、敷地内にある倉庫で火災が起き、アルコールやシンナーが入った複数のドラム缶が燃えたと見られるということです。
この火災で、稲敷市は午後1時45分、周辺の釜井、光葉、阿波、甘田の4つの地区の住民、合わせて749世帯、1931人に避難指示を出し、防災行政無線などで避難を呼びかけています。
この工場は稲敷市釜井の筑波東部工業団地の一角にあり、周辺には電子部品や、金属製品の製造を手がける企業など10社の工場が建ち並んでいます。