「レッドリスト」うみ生物せいぶつはつ指定してい ろく種類しゅるい

Easy Japanese news
Mar 26, 2017 05:03
Furigana
絶滅ぜつめつのおそれがある野生やせい生物せいぶつをまとめた環境省かんきょうしょうの「レッドリスト」でうみ生息せいそくする生物せいぶつはじめて評価ひょうかされ、大型おおがたサメハタいっしゅなどろく種類しゅるいが、絶滅ぜつめつ危険きけんせいたかい「絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ」にあらたに指定していされました。環境省かんきょうしょうの「レッドリスト」は、これまでおも陸上りくじょうかわみずうみなどに生息せいそくする生物せいぶつ対象たいしょうでしたが、今回こんかいさかなやさんご、甲殻こうかくるいなど日本にっぽんうみ生息せいそくするおよそいちまん種類しゅるいはじめて評価ひょうかされました。

このうち、昭和しょうわいちぜろねん小笠原おがさわら諸島しょとう父島ちちじま沿岸えんがん生息せいそく確認かくにんされた「オガサワラサンゴ」は、近年きんねん調査ちょうさ一般いっぱんダイビングなどでも確認かくにんされていないことから、日本にっぽん近海きんかいでは絶滅ぜつめつしたとして「絶滅ぜつめつしゅ」に指定していされました。

また、おも沖縄おきなわ本島ほんとうよりみなみ生息せいそく体長たいちょう最大さいだいメートルになるハタの一種いっしゅの「タマカイ」や、小笠原おがさわら諸島しょとう周辺しゅうへん生息せいそくする大型おおがたのサメ「シロワニ」、それに沖縄おきなわけん西表いりおもてとうなどの沿岸えんがん生息せいそくするチンアナゴ一種いっしゅ、「ゼブラアナゴ」などろく種類しゅるいが「絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ」にあらたに指定していされました。

一方いっぽうよんしゅについては、絶滅ぜつめつのおそれがあるかどうか判断はんだんするための十分じゅうぶん情報じょうほうられなかったとして、「情報じょうほう不足ふそく」とされました。

環境省かんきょうしょうは、今後こんご、「レッドリスト」をひろ普及ふきゅう絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅなどの保護ほごすすめるとともに、「情報じょうほう不足ふそく」とされたたねについてはさらに情報じょうほうられるよう調査ちょうさつづけることにしています。

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