厚生労働省の研究グループは、HIVがうつっている人は去年の終わりには日本で2万8300人ぐらいいると考えています。HIVがどのように広がるかなどを調べて計算しました。
研究グループは、この中の5800人は病院などで検査をしていないため、自分にHIVがうつっていることを知らないと考えています。
北海道大学の西浦博教授は「HIVがうつっていることを知らないと、ほかの人にうつす可能性が高くなって、ウイルスが広がる危険があります」と話しています。
厚生労働省はHIVがうつっているかもしれないと思う人は、検査をするように言っています。