宮城県南三陸町は、2011年の東日本大震災のとき、津波などで大きな被害を受けました。被害を受けた店の人たちは、2012年にプレハブを建てて「南三陸さんさん商店街」をつくりました。
「南三陸さんさん商店街」は3月3日、津波が来ないように土地を高くする工事が終わった場所に新しい建物を建てて引っ越しました。新しい商店街ができてから1か月で、18万6000人以上の客が来ました。去年の同じ期間の2.5倍以上に増えました。
新しい商店街にはほかの県からもたくさん客が来ていて、駐車場が足りなくなることがあります。商店街の人は「車の案内をする人などを増やしたいと思います」と話しています。