去年4月、
沖縄県うるま市で
20歳の
女性が
殺害され、
アメリカ軍の
軍属の
男が
殺人などの
罪で
起訴された
事件は
28日で
発生から
1年となり、
両親など
遺族が
女性の
遺体が
見つかった
現場を
訪れ
祈りをささげました。
去年4月、
沖縄県うるま
市で
当時20歳の
会社員の
女性が
殺害され、アメリカ
軍の
軍属、
ケネフ・シンザト被告(
33)が
殺人などの
罪で
起訴された
事件は、
28日で
発生から
1年となりました。
両親など遺族は29日午後、女性の遺体が見つかった沖縄県恩納村の雑木林を訪れました。
現場には事件から1年となるのに合わせて花束やお茶などを置く机が新たに設けられています。遺族たちは机の前に座って線香をたき、遺体が見つかった雑木林の奥をじっと見つめ涙をぬぐいながら、突然、命を奪われた女性を悼み祈りをささげました。
女性の父親は「お父さんとお母さんと一緒に帰ろうね。何も心配しなくていいんだよ」などと呼びかけていました。
現場には事件の捜査を指揮した沖縄県警察本部の前の捜査1課長など幹部を含む警察官およそ50人も訪れ、一人一人白い菊の花を手向けて静かに手を合わせていました。