サッカーJ1、
ガンバ大阪の
一部のサポーターが
先月の
試合で
政治的な
思想を
連想させる
不適切な
旗を
振って
応援していた
問題で、
Jリーグはガンバ
に対し
制裁金200万円などの
処分を
決めました。この
問題は、
先月16日に
行われた
J1の
セレッソ大阪対ガンバ大阪の
試合でガンバの
一部のサポーターが
ナチス・ドイツの
親衛隊が
使っていたマークに
似た
旗を
振って
応援していたものです。
問題を受けてガンバは、今回の応援は政治的思想を連想させる不適切な行為だとして問題のサポーターを無期限の入場禁止処分にするとともに、旗や横断幕を掲げる応援も禁止しています。
Jリーグでは選手を含めた関係者に人種や宗教、政治などを理由に差別してはならないと規約で定めていて、この問題に関するガンバの対応について検討した結果、「サポーターに対する監視体制や啓発活動が十分だったとはいえず、差別的な行為が発生したことは看過できない」などと判断しました。
このためJリーグは11日、ガンバに対し、制裁金200万円とけん責の処分としました。
Jリーグの処分についてガンバは「厳粛に受け止めます。再発防止に向け、全精力をあげて取り組みます」とコメントしています。