中には、1か月以上の治療期間を要したケースや傷痕が残ったケースもあるということです。
皮膚の内部にある毛を作る細胞を破壊する際に生じるやけどなどのリスクを、医療機関が十分に説明していないケースのほか、エステで、医療機関でしか認められていないような脱毛を行い、トラブルになるケースが目立つということです。
国民生活センターは、事業者に対して利用者への十分な説明や法律に基づいた適切な施術を行うよう求めるとともに、利用者に注意を呼びかけています。国民生活センターの小野寺愛衣さんは「脱毛は潜在的にやけどや皮膚トラブルのリスクがある。リスクがあることを十分に理解したうえで施術を受けることが大切だ」と話しています。