政府は、
沖縄県の
尖閣諸島と
島根県の
竹島が
日本固有の
領土だと
内外に
示すため、これまでに
確認できたものとしては
最も
古い
1819年に、
当時の
琉球王国の
王族らが
尖閣諸島に
上陸したことを
示す
資料などを
内閣官房のホームページに
公表しました。
政府は、
沖縄県の
尖閣諸島と
島根県の
竹島が
日本固有の
領土だと
内外に
示すため、
歴史的な
資料を
調査し、
報告書を
取りまとめて
内閣官房のホームページで
公表していて、
昨年度の
調査で
確認された
資料などを
含めた
新たな
報告書を
掲載しました。
この中では、尖閣諸島に関して、1819年に当時の琉球王国の王族らが尖閣諸島に上陸したことを示す資料を掲載し、記録として確認できたものとしては、これまでで最も古かった1845年のイギリス人の上陸より古い記録だとしています。
また、1744年に今の中国を支配していた清朝が作った領土を示す地図に尖閣諸島が記載されておらず、尖閣諸島を領土と認識していなかったことが裏付けられるとしています。
一方、竹島に関して、1955年に韓国政府がまとめた書籍に、「竹島が韓国の行政区画に編入されたことを明示する公的資料がない」と記述していたことを紹介しています。
政府は、今後も歴史的な資料の調査によって客観的な事実を積み上げ、国際社会に日本の主張を浸透させたいとしています。