第8管区海上保安本部によりますと、巡視船が「同意のない調査活動は認められない」と中止を申し入れましたが韓国船は活動を続け、およそ5時間半後の17日午後7時すぎ、ワイヤーのようなものを海中から引き揚げたあと、竹島の西およそ12キロの日本の領海に入ったということです。
海上保安本部によりますと、この船は全長89メートル、総トン数が2533トンで、18日午前1時半には日本の領海内にとどまっているのが確認されましたが、午前5時現在、領海から出て日本の排他的経済水域を航行しているということです。
海上保安本部は、再び領海に近づかないよう監視を続けています。