発射したのは精密誘導システムを導入した新しい弾道ミサイルで、「キム委員長は、これまでより発射前の準備工程が高度に自動化され、発射時間をはるかに短縮できるシステムが完成したことで、敵を迅速に制圧、けん制できるようになったことに満足の意を示した」と伝えています。また、「ミサイルは予定された目標に7メートルの差で正確に命中した」としています。
北朝鮮は29日、東部のウォンサン付近から弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、日本政府によりますと、ミサイルは島根県隠岐諸島からおよそ300キロの日本の排他的経済水域の中の日本海に落下したと推定されており、今回の発表はこの発射を指していると見られます。