作業さぎょういんばく事故じこ 規制きせいちょう原子力げんしりょく機構きこうからりへ

Easy Japanese news
Jun 8, 2017 04:06
Furigana
茨城いばらきけん大洗おおあらいまちにある日本にっぽん原子力げんしりょく研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう施設しせつ放射ほうしゃせい物質ぶっしつし、作業さぎょういんばくした事故じこで、原子力げんしりょく規制きせいちょうちか原子力げんしりょく機構きこう担当たんとうしゃから放射ほうしゃせい物質ぶっしつ飛散ひさんふせぐための作業さぎょう手順てじゅんや、内部ないぶばくをふせぐためのマスク装着そうちゃく状況じょうきょうなど安全あんぜん管理かんり問題もんだいがなかったかりをおこなうことにしています。この事故じこは、ろくにち茨城いばらきけんにある日本にっぽん原子力げんしりょく研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうの「大洗おおあらい研究けんきゅう開発かいはつセンター」の施設しせつかく燃料ねんりょう貯蔵ちょぞう容器ようき内部ないぶふくろ破裂はれつし、実験じっけん使つかったプルトニウムなどをふく放射ほうしゃせい物質ぶっしつ粉末ふんまつしたもので、現場げんばにいたにんのうちぜろだい職員しょくいんいちにんはいからまんぜろぜろぜろベクレルの放射ほうしゃせい物質ぶっしつ計測けいそくされました。

この放射ほうしゃせい物質ぶっしつはプルトニウムさんきゅうばくの程度ていどはまだわかっておらず、原子力げんしりょく機構きこうは、将来しょうらい健康けんこう影響えいきょうるおそれが否定ひていできないとしてにんななにちくわしい検査けんさけられる千葉ちばにある放射線ほうしゃせん医学いがく総合そうごう研究所けんきゅうじょうつしました。

研究所けんきゅうじょでは、内部ないぶばくではつがんのリスクがたかまるものの、治療ちりょうがる可能かのうせいがあるとしてにんくわしいばくりょう評価ひょうかするとともに、放射ほうしゃせい物質ぶっしつからだそとすための薬物やくぶつ投与とうよつづけることにしています。

今回こんかい事故じこについてななにち原子力げんしりょく規制きせい委員いいんかい放射ほうしゃせん安全あんぜん規制きせい専門せんもんばん信彦のぶひこ委員いいんは「いのちかかわる急性きゅうせい影響えいきょうるということではないとおもうが、半端はんぱ状況じょうきょうではなく、事態じたいとしてはけっして軽微けいびなものではない」と指摘してきしました。

規制きせいちょうちかく、原子力げんしりょく機構きこう担当たんとうしゃ面談めんだんし、かく燃料ねんりょう保管ほかん状況じょうきょう放射ほうしゃせい物質ぶっしつ飛散ひさんふせぐための作業さぎょう手順てじゅん、それに内部ないぶばくをふせぐためのマスクの装着そうちゃく状況じょうきょうなど安全あんぜん管理かんり問題もんだいがなかったかりをおこなうことにしています。また法令ほうれいもとづいて原子力げんしりょく機構きこうから今月こんげついちきゅうにちまでに事故じこ原因げんいん再発さいはつ防止ぼうしさく報告ほうこくけることにしています。

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