こうした中、関係者によりますと、EUで通商政策を担当するマルムストローム委員が30日来日し、岸田外務大臣と大詰めの協議を行う方向で最終調整に入りました。閣僚会合には山本農林水産大臣とEUの農業政策担当のホーガン委員も必要に応じて加わる方向です。
この中では、関税を撤廃するEU産のチーズの品目をどこまで広げるかや、EUが乗用車にかけている10%の関税を何年で撤廃するのかなどを議論し事態の打開を図りたい考えです。
双方は来月の首脳会談で大枠合意することを目指していて、大詰めの調整が行われることになります。