Japanese News: 土用のうなぎ節約志向に「海外産ナマズ」

来月らいげつ２に５ご日にちの「土用どようのうしの日ひ」に向むけて、大手おおてスーパーでは、価格かかくの高たかいウナギの代かわりとして、初はじめて、海外かいがい産さんのナマズのかば焼かばやきも販売はんばいし、消費しょうひ者しゃの節約せつやく志向しこうに応こたえようとしています。全国ぜんこくでスーパーなどを展開てんかいする「イオン」は、来月らいげつ２に５ご日にちの「土用どようのうしの日ひ」に向むけた商品しょうひんを発表はっぴょうしました。

この会社かいしゃでは、価格かかくの高たかいウナギの代かわりになる商品しょうひんとして、ことしはベトナムで養殖ようしょくされたナマズのかば焼かばやきを初はじめて販売はんばいします。

「パンガシウス」という種類しゅるいのこのナマズは、肉にく厚あつの白身しろみがかば焼かばやきにあうということで、価格かかくはおよそ１いち６ろく０ぜろグラムで６ろく４よん５ご円えんと、この会社かいしゃが販売はんばいする国産こくさんのウナギのかば焼かばやきの３さん分ぶんの１いち程度ていどだということです。

また、近畿きんき大学だいがくの研究けんきゅうグループが開発かいはつした国産こくさんの養殖ようしょくナマズや、豚肉ぶたにくのかば焼かばやきなども販売はんばいすることにしていて、消費しょうひ者しゃの節約せつやく志向しこうに応こたえるとともに、子こども向むけの販売はんばいも増ふやす狙ねらいがあるものと見みられます。

「イオンリテール」の栢野かやの博子ひろこ広報こうほう部長ぶちょうは「かば焼かばやきを多おおくの人ひとに楽たのしんでもらえるように、今後こんごもさまざまな商品しょうひんを開発かいはつしていきたい」と話はなしています。

一方いっぽう、「土用どようのうしの日ひ」の主役しゅやくであるウナギのかば焼かばやきですが、この会社かいしゃによりますと、ことしは養殖ようしょくウナギの流通りゅうつう量りょうが去年きょねんより多おおいことから、国産こくさんのかば焼かばやきの価格かかくを去年きょねんより１いち割わり程度ていど値下ねさげするということで、ほかの大手おおてスーパーも値下ねさげを検討けんとうしています。