朝倉市によりますと、7日に朝倉市黒川の倒壊した住宅の中で死亡しているのが見つかったのは、この家に住む渕上麗子さん(63)と渕上さんの娘で、朝倉市一木の江藤由香理さん(26)、江藤さんの息子の友哉ちゃん(1)と確認されたということです。3人はいずれも倒壊した渕上さんの自宅の1階で発見されたということです
また、警察や消防によりますと、7日午後4時前、福岡県朝倉市林田で女性1人が遺体で見つかり、さらに同じ地区の別の場所でも女性1人が遺体で見つかったということで、身元の確認を進めています。
さらに、東峰村と警察などによりますと、7日午後6時半ごろ、福岡県東峰村の岩屋地区で土砂崩れの現場から男女2人が遺体で見つかったということです。
このほか、7日午前、朝倉市杷木星丸で朝倉市杷木松末の樋口健太さん(21)が川の近くに倒れているのを消防団員が見つけ、その後、死亡が確認されました。
また、7日午後には朝倉市黒川で3人の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めています。
朝倉市では、これまでに杷木地区の赤谷川近くの住宅の敷地で、近所に住む藤本哲夫さん(66)が遺体で見つかったほか、朝倉市山田では加藤年彦さん(87)と幹子さん(85)の夫婦の死亡が確認されています。さらに、朝倉市宮野では浦塚茂弘さん(70)の死亡が確認されています。
福岡県 12人死亡
このうち、福岡県では7日に新たに8人の遺体が見つかり、死亡した人は合わせて12人となりました。
朝倉市によりますと、7日に朝倉市黒川の倒壊した住宅の中で死亡しているのが見つかったのは、この家に住む渕上麗子さん(63)と渕上さんの娘で、朝倉市一木の江藤由香理さん(26)、江藤さんの息子の友哉ちゃん(1)と確認されたということです。3人はいずれも倒壊した渕上さんの自宅の1階で発見されたということです
また、警察や消防によりますと、7日午後4時前、福岡県朝倉市林田で女性1人が遺体で見つかり、さらに同じ地区の別の場所でも女性1人が遺体で見つかったということで、身元の確認を進めています。
さらに、東峰村と警察などによりますと、7日午後6時半ごろ、福岡県東峰村の岩屋地区で土砂崩れの現場から男女2人が遺体で見つかったということです。
このほか、7日午前、朝倉市杷木星丸で朝倉市杷木松末の樋口健太さん(21)が川の近くに倒れているのを消防団員が見つけ、その後、死亡が確認されました。
また、7日午後には朝倉市黒川で3人の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めています。
朝倉市では、これまでに杷木地区の赤谷川近くの住宅の敷地で、近所に住む藤本哲夫さん(66)が遺体で見つかったほか、朝倉市山田では加藤年彦さん(87)と幹子さん(85)の夫婦の死亡が確認されています。さらに、朝倉市宮野では浦塚茂弘さん(70)の死亡が確認されています。
福岡県内の行方不明者
福岡県などによりますと、県内では合わせて10人が行方不明になっているということです。
このうち、朝倉市では家族などから「連絡が取れず、これまでのところ避難所にも来ていない」などと市に報告があった11人について捜索していました。その結果、渕上さんと江藤さん親子の死亡が確認されたほか、1人は病院にいたことがわかり、残る7人について捜索を続けることにしています。
また、東峰村の複数の住宅が押し流された現場では、80代の男女と60代の女性の合わせて3人が行方不明となっています。
現場近くでは7日に2人が遺体で見つかりましたが、行方不明となっていた人かどうかは明らかになっていません。
福岡県内のけが人
福岡県では8人がけがをしました。東峰村では宝珠山川の上流付近で複数の住宅が土砂に押し流され、40代の女性と10代の男性の親子2人が救助されましたが、いずれも大けがをしました。このほか、福岡県内では久留米市で3人、朝倉市で3人がそれぞれ軽いけがをしました。
大分県 3人死亡4人けが
大分県の災害対策本部によりますと、記録的な豪雨で、県内ではこれまでに3人が死亡し、4人がけがをしました。
亡くなった1人、日田市の消防団員、山本岳人さん(43)は6日、地元の小野地区で活動中に、県道沿いで起きた土砂崩れに巻き込まれて死亡し、同じ土砂崩れで68歳と79歳の女性2人がけがをしました。
また、日田市を流れる田代川の中で6日、日田市鶴河内の矢野英俊さん(79)が見つかり、死亡が確認されました。
さらに、7日午前にはこの川の近くの田んぼで、高齢と見られる女性1人の遺体が見つかり、警察によりますと、死因は溺死とわかりました。
警察は豪雨の際、矢野さんと一緒にいたと見られる妻の可能性もあると見て調べています。
けが人は自宅が床上まで水につかり、ガラスの破片でけがをした女性など合わせて4人になりました。
また、連絡が取れない人について、大分県の災害対策本部は6日の時点で15人と発表していましたが、このうち1人は死亡が確認され、2人とは連絡がとれたということです。
連絡が取れていない12人について、県は本人が自宅以外に避難するなどして接触できないのか、大雨の被害に巻き込まれたのかは現時点ではわからないとしています。
周辺の道路が寸断されて現場に近づけない地域も多く、被害の全容が判明するにはまだ時間がかかる見込みです。