安倍総理大臣は
衆議院予算委員会で、
東京都議会議員選挙の
応援演説で、
聴衆からのヤジ
に対し「こんな
人たちに
負けるわけにはいかない」などと
述べたことについて、
批判を
排除したと
捉えられたなら
不徳の
致すところだとしたうえで、
批判に
耳を
傾けながら
政権運営にあたる
考えを
強調しました。
安倍総理大臣は、
今月1日に
東京都議会議員選挙の
応援演説を
行った
際、
一部の
聴衆から「
安倍辞めろ」などとヤジを
飛ばされ「
演説を
邪魔するような
行為を
自民党はしない。こんな
人たちに
負けるわけにはいかない」などと
述べました。
これについて、安倍総理大臣は衆議院予算委員会の閉会中審査で「『選挙演説を妨害するようなことに負けるわけにはいかない』と述べた。私を批判する人たちを排除し、一切、私が目を向けないということではないが、そう捉えられたのであれば、私の不徳の致すところだし大変残念だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「今後も、政治家として真摯(しんし)に私の考え方を伝える努力を重ねていきたいと思うし、なるべく多くの人に耳を傾けてもらい、賛同いただけるよう努力を重ねたい。そして、もちろん批判にも耳を傾けながら政治を行い、建設的な議論をしていきたい」と述べました。