茨城いばらき県知事けんちじ選せん 自公じこう推薦すいせんの新人しんじん 大井おおい川がわ氏しが当選とうせん

▽大井川おおいがわ和彦かずひこ（無所属むしょぞく・新しん）当選とうせん、４よん９きゅう万まん７なな３さん６ろく１いち票ひょう

▽橋本はしもと昌あきら（無所属むしょぞく・現げん）４よん２に万まん７なな７なな４よん３さん票ひょう

▽鶴田つるた真子しんこ美び（無所属むしょぞく・新しん）１いち２に万まん２に０ぜろ１いち３さん票ひょう

自民党じみんとうと公明党こうめいとうが推薦すいせんする新人しんじんの大井おおい川がわ氏しが初はじめての当選とうせんを果はたしました。現職げんしょくとしては全国ぜんこく最多さいたとなる７なな期き目めを目指めざした橋本はしもと氏しは、及およびませんでした。

大井川おおいがわ氏しは５ご３さん歳さい。経済けいざい産業さんぎょう省しょうの職員しょくいんやＩＴ企業きぎょうの役員やくいん、それに動画どうが配信はいしんサイトの運営うんえい会社かいしゃの役員やくいんを務つとめました。

選挙せんきょ戦せんで、大井おおい川がわ氏しは、６ろく期き２に４よん年ねん務つとめた現職げんしょくの多選たせんを批判ひはんし、民間みんかんの経営けいえい感覚かんかくを取り入とりいれながら県政けんせいの刷新さっしんを図はかると訴うったえました。

その結果けっか、推薦すいせんを受うけた自民党じみんとうと公明党こうめいとうの支持しじ層そうに加くわえ、支持しじ政党せいとうを持もたない無む党派とうは層そうからも一定いっていの支持しじを集あつめ、初はじめての当選とうせんを果はたしました。

大井川おおいがわ氏しは「１いち０ぜろ年ねん先さきの茨城いばらきを見据みすえた訴うったえが支持しじを得えたと思おもう。これからの茨城いばらきにとって、人口じんこう減少げんしょう対策たいさくが最大さいだいの課題かだいで、他たの県けんと横並よこならびではない独自どくじの輝かがやきのある茨城いばらき県けんをつくりたい。皆みなさんのエネルギーを感かんじ、身みの引き締ひきしまる思おもいだ」と述のべました。

投票とうひょう率りつは４よん３さん．４よん８はち％で、前回ぜんかいに比くらべて１いち１いち．７なな４よんポイント高たかくなりました。

７なな回かい目めの当選とうせんを逃のがした現職げんしょくの橋本はしもと昌あきら氏しは「必かならずやもう一度もういちど、知事ちじとして働はたらけるものと信しんじてやってきたが、残念ざんねんながら結果けっかは違ちがってしまった。今後こんご、改あらためて政治せいじ活動かつどうをやるということはないと思おもう」と述のべました。

自民じみん 選対せんたい委員いいん長ちょう「非常ひじょうによい結果けっか」

自民党じみんとうの塩谷しおや選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうは、党とう本部ほんぶで、記者きしゃ団だんに対にたいし、「内閣ないかく改造かいぞうや党とう役員やくいん人事じんじのあと最初さいしょの大型おおがた地方ちほう選挙せんきょで、全力ぜんりょくを挙あげて『何なにとしても勝利しょうりを』ということで戦たたかってきたので、１０月じゅうがつに衆議しゅうぎ院いんの補欠ほけつ選挙せんきょも控ひかえている中なかで非常ひじょうによい結果けっかだ。今回こんかい、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうで協力きょうりょくして結果けっかが出でたので、より一層いっそう協力きょうりょくを強つよめ、国政こくせい選挙せんきょでも勝利しょうりに向むけて努力どりょくしたい」と述のべました。

公明こうめい 選対せんたい委員いいん長ちょう「自公じこう協力きょうりょくが勝因しょういん」

公明党こうめいとうの斉藤さいとう選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうは「多選たせんへの批判ひはんと、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうの協力きょうりょくがうまくかみ合かみあったことが、勝利しょうりに大おおきく貢献こうけんした。一方いっぽうで、謙虚けんきょに政権せいけん運営うんえいをしていこうという態勢たいせいが緩ゆるんではならず、勝かってかぶとの緒いとぐちを締しめなくてはいけない。自民じみん・公明こうめい両りょう党とうがしっかり協力きょうりょくする態勢たいせいを作つくらないと勝かてないことが、今回こんかいの選挙せんきょでよくわかったので、１０月じゅうがつの衆議しゅうぎ院いんの３みっつの補欠ほけつ選挙せんきょでは、そういう態勢たいせいをつくっていきたい」とするコメントを出だしました。