北朝鮮のミサイル
発射について、「
Jアラート=
全国瞬時警報システム」と
連動して
住民に
情報を
伝える
防災行政無線やメールサービスにトラブルが
相次ぎました。このうち、
北朝鮮のミサイルが
上空を
通過したと
推定される
北海道えりも
町では、
Jアラートと
連動して
自動で
町民に
情報を
伝える
防災行政無線が
作動しませんでした。スピーカーは
町内の
屋外に
50か所ありましたがいずれも
音がでなかったということです。
ほかにも、秋田県の大潟村、山形県新庄市、福島県の喜多方市の一部と葛尾村、長野県上松町、新潟県糸魚川市で情報が自動で流れませんでした。
メールサービスでもトラブル
一方、新潟県小千谷市では、市の緊急情報メールサービスで情報を伝える際、「これは全国瞬時警報システムからの全国一斉情報伝達訓練です」という訓練用のメールが2回にわたって誤って配信されたということです。市はおよそ30分後に訂正のメールを流しました。
また、青森県鶴田町でも「訓練」の文字が入ったメールが誤って配信されたということで、原因を調べています。
さらに秋田県鹿角市、宮城県柴田町、福島県会津若松市では、自動で送られるはずのメールが送信されなかったということです。ほかにも、北海道平取町では、役場職員がパソコンの操作に手間取ったため携帯電話のエリアメールの送信が大幅に遅れ、福島県湯川村では、村独自の防災情報メールが届かないトラブルがあったということです。
総務省消防庁が、29日午後2時の時点でまとめたところ、7つの道と県の合わせて16市町村で、トラブルがあったということです。