31日、
群馬県大泉町で
警察官が
不審な
行動をしているとして
職務質問した
外国人風の
男を
公務執行妨害の
疑いで
逮捕しようとした
際、
男が
暴れだし
逃走しました。
男は
片手に
手錠がかかった
状態だったということで、
警察が
行方を
捜査しています。
31日午前11時すぎ、
群馬県大泉町の
駐車場で
上半身裸で
車の
中にいる
不審な
男をパトロール
中の
2人の
警察官が
見つけ、
職務質問したところ
男は
車から
降りて
逃げました。
警察官は100メートルほど離れた公民館の敷地内で男を見つけて取り押さえ、公務執行妨害の疑いで逮捕しようとしたところ、男は片手に手錠をかけられたところで暴れだし、警察官の手を振りほどいて再び逃走したということです。
職務質問の際、男は刃物などの凶器は持っていなかったということです。
警察官の一人は男ともみ合いになった際、手やひざに軽いけがをしました。
警察によりますと、男はアジア系の外国人風で、年齢30歳ぐらい、身長およそ1メートル60センチ、上半身が裸で左の胸に入れ墨があるということです。
現場は東武小泉線の西小泉駅から東に1キロほど離れた住宅街で、警察は逃げた男の行方を捜査しています。
大泉警察署の内藤利治副署長は「住民に心配をかけているので逃走中の容疑者を早く見つけるよう全力を尽くしたい。当時の対応に不備がなかったか確認したい」としています。
近くの小学校では警察官が警戒
外国人風の男が逃走した現場の近くにある小学校では、警察官が周辺の警戒にあたるとともに警察犬を出して男の行方を捜査しています。
近くに住む40代の女性は「上半身が裸の男が騒ぎながら逃げていくのを見ました。近所でこんなことがあるなんてびっくりしました」と話していました。
70代の男性は「パトカーがたくさん来て、警察官に話を聞いたら人が逃げたということでした。この地域はほかの地域から来た人も多いので怖いです」と話していました。