日本海では毎年9月から次の年の6月まで、ベニズワイガニというかにの漁をします。このかにが少なくならないように、7月と8月は漁を休んでいます。今年も9月1日から漁が始まりました。
5日の夜、漁に行っていた1隻の船が、鳥取県境港市の港に戻ってきました。この港には、日本海でとったベニズワイガニが日本でいちばん多く集まります。競りでは、かにを買う人が色をチェックしたり、かにを触ったりしていました。30kgの値段は1万1100円ぐらいで、去年より1400円ぐらい高くなりました。
戻ってきた船は、北朝鮮のミサイルが落ちたことがある日本海で漁をしていました。漁をしている人は「家族も北朝鮮のミサイルを心配していると思います。私たちは何もできませんが、早くやめてもらいたいです」と話していました。