被災ひさいしゃこころささえ 「おのくん」誕生たんじょう仮設かせつ閉鎖へいさ 宮城みやぎ

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Sep 30, 2017 15:09
Furigana
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃこころささえにもなっていた、サル人形にんぎょうおのくん」がまれたことでられる宮城みやぎけん東松島ひがしまつしま仮設かせつ住宅じゅうたくが、さんぜろにち閉鎖へいさされることになり、かつての住民じゅうみんなどがあつまって感謝かんしゃさいひらかれました。靴下くつしたでできたサルの人形にんぎょう「おのくん」は、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい翌年よくねんから、東松島ひがしまつしまの「小野おの駅前えきまえ応急おうきゅう仮設かせつ住宅じゅうたく」の主婦しゅふたちが製作せいさくはじめました。

この仮設かせつ住宅じゅうたくにははちぜろ世帯せたいほどが入居にゅうきょしていましたが、生活せいかつ再建さいけんすすんだほか、災害さいがい公営こうえい住宅じゅうたくへの転居てんきょえたことから、さんぜろにち閉鎖へいさされることになりました。

さんぜろにちはかつての住民じゅうみんや、「おのくん」をったことがあるひとたちがあつまって感謝かんしゃさいひらかれ、「おのくん」のちゃくぐるみがギター演奏えんそうして会場かいじょう盛り上もりあげたあと、自治じち会長かいちょう武田たけだ文子ふみこさんが「購入こうにゅうしてくれたひとたちやボランティアのささえで、これまでやって来やってこられました」と感謝かんしゃ気持きもちをべました。

「おのくん」は、仮設かせつ住宅じゅうたく名前なまえからつけられた愛称あいしょうあいらしいルックスが人気にんきあつめ、およそいちぜろまんたいつくられたほか、絵本えほんやバッジなどの関連かんれんグッズも販売はんばいされ、被災ひさい人々ひとびと生活せいかつこころささえにもなってきました。

ハワイからおとずれたよんぜろだい女性じょせいは「そもそも仮設かせつ住宅じゅうたくがまだあるということをらないひとおおいとおもいます。おのくんが被災ひさい現状げんじょうらせるきっかけになっていたのではとおもいます」とはなしていました。

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