日産自動車は、工場で作った車の安全などを調べる検査のしかたに問題があったことがわかりました。日本にある全部の工場で、国のルールを守らないで、検査の資格を持っていない人が調べていました。
日産自動車の西川廣人社長は2日、2014年10月〜今年9月に工場で作って、客に売った約121万台の車の検査に問題があったと言いました。そして、売った車の検査をもう一度することにしました。このために必要なお金は250億円以上になるだろうと言っています。西川社長は「お客さまに本当に申し訳ないと思います」と言いました。