JR東日本によりますと、
台風のため
運転を
見合わせていた
宇都宮線は、
23日正午ごろ
運転を
再開した
直後に、
埼玉県久喜市の
久喜駅と
東鷲宮駅の
間で
架線から
火花が
出て
停電したということです。このため
宇都宮線は
再び
運転を
見合わせています。
NHKのヘリコプターからの
映像によりますと、
東鷲宮駅と
栗橋駅との
間で
電車が
止まり、
乗客が
扉に
掛けられたはしごから
降りて、
線路上を
歩いている
様子が
確認できます。
JR東日本によりますと、この電車にはおよそ1300人の乗客が乗っていたということで、運転再開のめどが立たないため、乗客は歩いて栗橋駅まで移動しているということです。JRで詳しい原因などを調べています。
消防によりますと、乗客は電車から線路に降りて避難し、このうち数人が体調不良を訴えて病院に運ばれたということです。
乗客は線路上を移動
停電で停車したJR宇都宮線の電車に乗っていた男性によると、停車後、運転再開には時間がかかるとアナウンスがあったということで、男性が撮影した写真には、大勢の乗客が線路上に降りて、近くの栗橋駅の方向に歩いている様子が確認できます。
電車に乗っていた女性が午後2時15分ごろに撮影した映像では、電車のすぐ横の線路上を大勢の人が並んで歩いている様子が確認できます。女性によりますと、およそ40分かけて栗橋駅まで歩いたということです。