Japanese News: 個人事業主などの働き方実態調査へ法改正の必要性も検討

個人こじん事業じぎょう主ぬしなどの働はたらき方かた実態じったい調査ちょうさへ法ほう改正かいせいの必要ひつよう性せいも検討けんとう

Oct 24, 2017 14:10

Furigana

特定とくていの企業きぎょうと雇用こよう契約けいやくを結むすんでいない個人こじん事業じぎょう主ぬしなどの働はたらき方かたについて厚生こうせい労働ろうどう省しょうが設置せっちした初はじめての有識者ゆうしきしゃ会議かいぎが開ひらかれました。不当ふとうに低ひくい報酬ほうしゅうで働はたらかされトラブルになるケースもあることから厚生こうせい労働ろうどう省しょうは今後こんご、実態じったい調査ちょうさを行おこなったうえで法ほう改正かいせいが必要ひつようかどうかについても検討けんとうを進すすめることにしています。東京とうきょう・港みなと区くで開ひらかれた初はじめての会議かいぎには労働ろうどう法ほうの専門せんもん家かなど８はち人にんが出席しゅっせきしました。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、特定とくていの企業きぎょうと雇用こよう契約けいやくを結むすばない個人こじん事業じぎょう主ぬしには建築けんちく技術ぎじゅつ者しゃやシステムエンジニアなどがありますが、最近さいきんはインターネットで仕事しごとを仲介ちゅうかいする「クラウドソーシング」を通をとおして仕事しごとを請け負うけおう人ひとも増ふえていて、中なかには不当ふとうに低ひくい報酬ほうしゅうで働はたらかされトラブルになるケースもあるということです。

こうした人ひとたちの働はたらき方かた改革かいかくを進すすめるため開ひらかれた２に４よん日にちの会議かいぎでは「社会しゃかい保障ほしょうの相談そうだん先さきなどがわからない人ひともいて法的ほうてきな保護ほごが必要ひつようだ」とか「事業じぎょう主ぬしと労働ろうどう者しゃという両方りょうほうの観点かんてんから働はたらき方かたについて検討けんとうしていくことが重要じゅうようだ」といった意見いけんが出だされました。