28日、
福岡県内で
電線から
火花が
出るトラブルが
相次ぎ、
九州電力は
先週の
台風による
強風で、
古くなった
電線に
塩分などが
付着し、
28日の
雨でショートしたと
見て、
切れた
電線を
見つけた
場合は
触らずに
連絡するよう
呼びかけています。
消防によりますと、
福岡県の
福岡市や
宗像市などでは
28日午前7時すぎから「
電線から
火花が
出ている」という
通報が
相次ぎました。
九州電力によりますと、こうしたトラブルはこれまでに把握されただけで、福岡市や北九州市、宗像市などで合わせておよそ160件に上りました。
福岡市中央区大濠の住宅地では切れた電線が道路に垂れ下がり、消防署員が道路脇に固定する作業を行いました。
これまでのところ、けが人や建物への延焼はないということです。
九州電力は、先週の台風21号による強風で、古くなった電線に海から運ばれてきた塩分などが付着し、さらに台風22号で降り出した雨でショートしたのではないかと見ています。
九州電力は復旧作業を進めるとともに、切れた電線を見つけた場合は触らずに九州電力の営業所などに連絡するよう呼びかけています。