アメリカのバイデン
大統領は
中国について
経済が
失速しているとして「
時限爆弾だ」
などとしたうえで「
悪い人間が
問題を
抱えていると
悪いことをする」と
述べ
国内問題が
対外的な
行動に
影響を
及ぼすことに
懸念を
示しました。
両国が
対話の
継続で
一致するなか
中国が
反発することも
予想されます。
アメリカのバイデン大統領は10日、西部ユタ州で行われた選挙イベントで中国について触れ、経済が失速し失業率が高くなっていると指摘し「中国は時限爆弾だ」と述べて国内で多くの問題を抱えているという認識を示しました。
そのうえで「悪い人間が問題を抱えていると悪いことをする」と述べて、中国の政策決定への影響に懸念を示しました。
この発言について、ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は11日、中国の国内問題が対外的な行動に影響を及ぼすことへの懸念を示したものだと説明しました。
一方でバイデン大統領は「中国とは理性的な関係を望んでいる」とも述べていて、対立ではなく競争関係を望むという考えを改めて強調しました。
アメリカは中国との関係の安定化を目指し、米中両国は対話を継続することで一致していますが、バイデン大統領の発言に中国が反発することも予想されます。