アメリカのNASAは2日、2028年から2030年にかけて、金星における2つの探査ミッションを、およそ35年ぶりに実施することを明らかにしました。「ダビンチ+」と名付けられたミッションは、金星の大気の成分を測定し、かつて金星に海があったかどうかを探査するということです。また、「ベリタス」というミッションは、金星の地形などをデータ化するとともに、現在も火山活動が継続しているかどうかなどを調べる予定です。
2つのミッションにかかわる探査機2機の打ち上げに関しては、合計で10億ドル、日本円で1000億円あまりを予算計上しているということです。