障害がある人の権利を守る 活動をしている国連の委員会は、世界の国を調べて問題がないかをチェックしています。差別などの問題があったら、直すように言います。
アメリカのニューヨークにある国連で11日、委員会の新しいメンバーを選ぶ選挙がありました。弁護士で耳に障害がある田門浩さんが選ばれました。いちばんたくさんの票が田門さんに集まりました。この委員会のメンバーになるのは日本人では2人目です。田門さんは来年1月から4年の間、委員会で活動します。
田門さんは25年以上、障害がある人たちのための活動をしてきました。田門さんは「委員会の仕事には重い責任があると思います。国と障害がある人が、協力して権利を守るようにしていきたいです」と手話で話しました。