去年、
川崎市の
多摩川で
回収された
スーツケースの
中から
男性が
遺体で
見つかった
事件で、
男性を
殺害した
疑いで
再逮捕された5
人のうち
元交際相手の
父親らが「
トラブルになっていた
娘を
守りたかった」という
趣旨の
供述をしていることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は、5
人が
役割を
分担し
計画的に
事件を
実行した
疑いが
あるとみて
調べています。
大阪 高槻市に住む無職の西高舞容疑者(32)と、両親と兄、それに今の交際相手の5人は去年12月、東京 大田区の都営住宅で、舞容疑者の元交際相手の原唯之さん(46)を殺害したとして再逮捕され、16日午前、検察庁に送られました。
警察の調べに対し、4人はおおむね容疑を認め、母親は容疑を否認しているということです。
これまでの調べによりますと、舞容疑者が動画配信を行っていた原さんと金銭などをめぐるトラブルになっていて「配信で話されるのが嫌だった」と説明していて、こうした状況について、父親は「娘を守りたかった」、兄は「妹がかわいそうだった」とという趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、スーツケースを事前に購入したのは舞容疑者と今の交際相手、遺体が入ったスーツケースを遺棄したのは父親と兄、今の交際相手とみられるということです。
警察は、男性とのトラブルをきっかけに5人が役割を分担し計画的に事件を実行した疑いがあるとみて調べています。