プロ野球の
交流戦は、
首位の
楽天が
仙台市で
行われた
広島との
試合に5
対3で
勝ち、
同率で
首位に
並んでいたソフトバンクが
阪神に
敗れたため、
楽天が
球団創設20
年の
節目の
年に
初めての
優勝を
果たしました。
先月28日から始まった交流戦では楽天とソフトバンクが15日まで12勝5敗で首位に並んでいて、ともに最終戦となる16日の結果次第で優勝が決まる状況でした。
楽天は仙台市の楽天モバイルパーク宮城で行われた交流戦最後の試合でセ・リーグ首位の広島と対戦しました。
試合は楽天が2回に相手の2つのエラーなどで3点を先制し、3回には、交流戦では4番に入る鈴木大地選手が今シーズン初ホームランとなるツーランを打って序盤でリードを5点に広げました。
先発は3年目の松井友飛投手が務めましたがフォアボール4つとコントロールに苦しみ、4回から、好調なリリーフ陣による1イニングずつの投手リレーに入りました。
8回に1点を失い、9回は、抑えの則本昂大投手が2点を失いましたが、合わせて7人の投手リレーで序盤のリードを守って5対3で勝ち、交流戦が18試合になってから球団で過去最高となる13勝5敗で締めくくりました。
一方、首位でならんでいたソフトバンクは阪神に1対4で敗れたため、楽天が球団創設から20年の節目の年に初めての交流戦優勝を果たしました。