全体2位で山縣選手に0秒01に迫る10秒17だったのは多田修平選手でした。
桐生祥秀選手は10秒28、小池祐貴選手は10秒30で決勝進出を決めましたが、前の日本記録保持者のサニブラウン アブデル・ハキーム選手は10秒30のタイムが全体で上位だったためなんとか決勝に進みました。
決勝のレースでは小池選手を除く4人が並んだレーンに入って走ります。
山縣選手と多田選手が強みとするスタートでしっかり飛び出せるか、桐生選手は痛めている右足のアキレス腱に不安なく加速できるかがカギになります。
また、今シーズンタイムの伸びを欠く小池選手とサニブラウン選手は大一番で復調した姿を見せられるかが注目されます。
この5人が3位以内に入ればその場で代表に内定するレースは午後8時半にスタート予定で、日本短距離界では、かつてない激しい争いになる見通しです。
NHKは大会2日目も総合やBS1などで中継します。