中国当局が国内リーグに所属する韓国人サッカー選手、孫準浩氏を収賄容疑で拘束したことが分かりました。中国政府はサッカー界の上層部に汚職が広がっているとみて取り締まりを進めています。
中国外務省の汪文斌報道官の16日の説明によると、孫選手は12日、「国家機関の職員ではない人物から賄賂を受け取った疑い」で、北東部・遼寧省で公安当局により身柄を拘束されました。
孫選手は中国スーパーリーグ(CSL)のクラブ、山東泰山に所属するミッドフィルダーです。同クラブは2021年に国内のリーグ戦とカップ戦を制しました。孫選手は韓国代表の一員でもあり、22年ワールドカップ(W杯)では決勝トーナメント進出を果たしています。