去年9月に亡くなったイギリスのエリザベス女王の国葬に推計でおよそ278億円かかったことが明らかになりました。
イギリス財務省は18日、エリザベス女王の国葬にかかった費用が推計で、およそ1億6174万ポンド=日本円でおよそ278億円にのぼったことを発表しました。
このうち最多だったのは警備関連を担う内務省の支出で、およそ7370万ポンドでした。
エリザベス女王は、去年9月8日に北部スコットランドのバルモラル城で亡くなり、19日にロンドンのウェストミンスター寺院で海外の首脳や王族などおよそ2000人が参列し国葬が行われました。
その間、ウェストミンスターホールで行われた公開安置には推計25万人が弔問に訪れましたが、国葬費用にはこうした関連行事の支出も含まれています。