【詳くわしく】ゼレンスキー大統領だいとうりょう 来日らいにちの狙ねらいは？

さらに戦争せんそうが続つづく中なか、遠路えんろ日本にっぽんまで来これたということそのものを示しめす狙ねらいもありそうです。

キーウでは、欧米おうべい側がわが供与きょうよした防空ぼうくうシステムでロシアのミサイルを迎撃げいげきすることにも成功せいこうしているとされるなか、国くにを離はなれられる「余裕よゆう」「自信じしん」のようなものを示しめしロシアをけん制けんせいする、そういう様々さまざまな効果こうかも考慮こうりょして来日らいにちを希望きぼう、決定けっていしたと見みられます。

ウクライナ政府せいふの関係かんけい者しゃもメディアに対にたいして、可能かのう性せいは示唆しさしたものの具体ぐたい的てきな日程にっていやルートなどは明あきらかにしませんでした。

きのう各かくメディアがゼレンスキー大統領だいとうりょうの訪日ほうにちを次々つぎつぎに報ほうじた後のちになってウクライナ政府せいふの担当たんとう者しゃは「対面たいめんではなくオンラインで参加さんかする」とわざわざ発表はっぴょうしています。

今月こんげつゼレンスキー大統領だいとうりょうは、今月こんげつ中旬ちゅうじゅん、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスとG7のヨーロッパ各国かっこくを訪問ほうもんしました。

ここで協力きょうりょくを求もとめた可能かのう性せいもあります。

支援しえんを続つづけている各国かっこくとしてもゼレンスキー大統領だいとうりょうから直接ちょくせつ、戦況せんきょう含ふくめて今後こんごの見通みとおしを聞きく機会きかいにもなると考かんがえているとみられます。

ゼレンスキー大統領だいとうりょうが広島ひろしまでさらに軍事ぐんじ支援しえんを求もとめ欧米おうべい側がわがどう応おうじるかロシアは警戒けいかいを強つよめているとみられます。

ただ、軍事ぐんじ侵攻しんこうが長期ちょうき化かするなかで巨額きょがくの支援しえんを続つづけることにアメリカなどで反対はんたいする声こえもあるのも事実じじつでゼレンスキー大統領だいとうりょうとしてはG7で結束けっそくした支援しえんをあらためて求もとめるとみられます。