総務そうむ省しょうが進すすめる「マイナポイント第だい2弾だん」では、マイナンバーカードの取得しゅとくや公金こうきん受取うけとり口座こうざの登録とうろくなどによってキャッシュレス決済けっさいサービスを通つうじ、最大さいだい2万まん円えん分ぶんのポイントが付与ふよされます。

北九州きたきゅうしゅう市しによりますと去年きょねん2月つき、八幡東やはたひがし区く役所やくしょのマイナポイント支援しえん窓口まどぐちを利用りようした人ひとのマイナンバーに、別人べつじんの公金こうきん受取うけとり口座こうざの情報じょうほうがひも付つけられていたことがわかりました。

判明はんめい後ご、すぐに修正しゅうせいし、実際じっさいに給付きゅうふ金きんが振り込ふりこまれることはなかったということです。

また、去年きょねん9月つきに小倉南こくらみなみ区く役所やくしょの窓口まどぐちで、ことし2月つきには八幡西やはたにし区く役所やくしょの窓口まどぐちで、誤あやまって別べつの人ひとの「キャッシュレス決済けっさい」の情報じょうほうが登録とうろくされているケースが合あわせて2件けん、判明はんめいしました。

それぞれ、別べつの人ひとにポイントが付与ふよされ、ことし2月つきのケースでは付与ふよされた先さきが特定とくていできたため両者りょうしゃ間かんでポイントの調整ちょうせいを行おこないましたが、去年きょねん9月つきのケースでは特定とくていができず、窓口まどぐち業務ぎょうむを受託じゅたくしている事業じぎょう者しゃが補償ほしょうしたということです。

3件けんいずれのケースも、登録とうろくを行おこなう端末たんまつの画面がめんをログアウトせずに次つぎの人ひとの手続てつづきを行おこなったことが原因げんいんだということです。

市しはそれぞれ総務そうむ省しょうやデジタル庁ちょうにトラブルとして報告ほうこくしていましたが、これまで公表こうひょうはしていませんでした。

その理由りゆうについて「結果けっか的てきに実害じつがいはなかったので公表こうひょうしていなかったが、各地かくちでトラブルが相次あいつぐなか、市民しみんに不安ふあんを与あたえないよう公表こうひょうした」と説明せつめいしています。