26
日午後7
時3
分ごろ
千葉県と
茨城県で
震度5
弱の
揺れを
観測する
地震がありました。
東京大学地震研究所の
古村孝志教授は、
今後1
週間程度は
同じ程度の
地震に
警戒が
必要だとしたうえで「
帰宅時間にあたるが
無理に
帰宅せず、
安全なところにとどまってほしい」と
呼びかけました。
今回の地震について、東京大学地震研究所の古村孝志教授は「震源の位置や深さなどから考えて、陸側のプレートに沈み込んでいる太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界付近で起きた地震ではないかと考えられる。ふだんから千葉県の周辺は地震活動が活発なところで、今月11日にも千葉県で震度5強の揺れを観測しているが、直接の関係はないと考えられる」と分析しています。
その上で「ふだんから定期的に起きるタイプの地震の1つと考えてほしい。大きな揺れを伴う地震のあとは地震活動が活発になることが多いので、今後1週間程度は同じ程度の地震に警戒が必要だ」と話していました。
今後の注意点については「大きめの地震だったので、揺れがおさまったあとにガスなどの火がきちんと消えているかどうかやエレベーターに閉じ込められている人がいないかなど、安全を確認してほしい。帰宅時間にあたるが無理に帰宅せず、安全なところにとどまってほしい」と呼びかけていました。