手などの消毒用アルコールの多くは、3年で使うことができなくなります。2020年に買ったものは、今年3年が過ぎます。捨てるときは注意が必要です。アルコールの濃さが60%以上あることが多くて燃えやすいためです。
東京都は、消毒用のアルコールを台所などに流して捨てることはやめるように言っています。下水道で火事が起こる危険があります。

東京の23区では、アルコールはまず布や新聞に捨てて、乾いてからごみに出します。新聞などに捨てるときは、近くに火がなくて十分に換気している場所で行います。
薬の会社によると、入っているものがエタノールと水だけの場合は、台所で使う道具などの消毒にも使うことができます。しかし、手の消毒以外には使わないほうがいいものもあるため、会社のウェブサイトなどで確認してください。