買い物に訪れていた80代と70代の夫婦は「ちょっと考えられない、信じられない値段です。小さいのにすごい値段で、ことばが出ないです」と驚いていました。
また、50代の女性は「値段を見るだけで『ごちそうさま』という感じです。サンマは大好きですが、身が小さいのに、高くて買えないです」と話していました。
水揚げされたのはわずか24匹で、14日朝、釧路市で行われた競りでは過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。
サンマ漁のスタートとなる北海道の東沿岸での小型船による流し網漁は、今月8日に解禁し、広尾漁協所属の小型船1隻が、国内ではことし初めてとなる水揚げを行いました。
流し網漁による水揚げは2年ぶりです。
とれたのはわずか24匹で、初水揚げとしてはこれまでで最も少なくなりました。
サンマはこのあと釧路市の市場に運ばれ、14日朝の競りでは、過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。
国内のサンマはここ数年深刻な不漁が続いていて、年間の水揚げ量は3年連続で過去最低を更新しています。
サンマを競り落とした「マルサ笹谷商店」の笹谷剛社長は「燃料が高騰する中、この時期にサンマが水揚げされたことはうれしい。値段は高いが、全国の皆さんに大切に売っていきたい」と話していました。
北海道の東の沖合でのサンマ漁は、主力となる棒受け網漁が来月から順次、解禁され本格化します。
買い物に訪れていた80代と70代の夫婦は「ちょっと考えられない、信じられない値段です。小さいのにすごい値段で、ことばが出ないです」と驚いていました。
また、50代の女性は「値段を見るだけで『ごちそうさま』という感じです。サンマは大好きですが、身が小さいのに、高くて買えないです」と話していました。