
スイスにある世界経済フォーラムは、世界の国で男性と女性の差がどのくらいあるか調べています。政治、経済、教育、健康について調べた146の国の中で、差が1番小さかったのはアイスランドでした。アイスランドは13年続けて1番です。2番はフィンランド、3番はノルウェーで、日本は116番でした。
日本は、教育と健康については男性と女性の差は大きくありませんが、政治と経済については差が大きいです。衆議院の議員や大臣、会社の管理職の女性の割合が低いです。
世界経済フォーラムは「新型コロナウイルスの問題で学校などが休みのときに、女性が子どもの世話をほとんどしました。仕事がなくなった女性は多いままです。男性と女性の差は小さくなっていません」と言っています。