国は、日本中の旅行でお金の一部を出す制度を、新型コロナウイルスがうつる人が少なかったら7月から始める予定でした。ホテルなどに泊まるときに、1日でいちばん多くて1人8000円を国が出す制度です。
しかしウイルスがうつる人が多くなったため、国はこれをしばらく行わないと決めました。その代わりに、近くの県などに旅行するときに利用できる「県民割」は、8月の終わりまで使うことができます。
国土交通省の斉藤大臣は「ウイルスがうつる人が少なくなったら、全国で利用できる制度を早く始めたいです」と言っています。