イタリア北部で氷河の崩落による雪崩が発生し、少なくとも6人が死亡しました。前日に観測史上最高の気温を記録していて、氷が溶けて崩壊したとみられています。
イタリア北部のアルプスで3日、登山客らが氷河の崩落による雪崩に巻き込まれ、少なくとも6人が死亡しました。
9人がけがをし、16人が行方不明だということです。
地元メディアは、行方不明者にはヨーロッパ各国からの登山客が含まれていると伝えました。
氷河が崩落したのは標高およそ3300メートルの山頂付近で、見晴らしが良いことから登山客に人気でした。
イタリアでは6月下旬から猛暑が続いていて、氷河の最上部で前日に過去最高の10度近くまで気温が上昇したことが影響しているとみられています。