食品宅配サービスの米デイリー・ハーベストは19日、「フランス産レンズ豆とネギのクランブル」を食べた利用者数百人が原因不明の症状を発症した問題について、関連が疑われる成分を突き止めたと発表しました。
同社のレイチェル・ドロリ最高経営責任者(CEO)は「現時点で、タラ粉がこの問題を引き起こしたと考えている」と19日のブログで報告しました。タラ粉は南米原産のタラの木の種から作られます。
ドロリ氏によると、同社がタラ粉を使ったのはこの商品だけでしたが、北米では植物由来のたんぱく源として以前から使われているということです。同社は引き続き米食品医薬品局(FDA)やタラ粉の生産者とともに調査を続け、症状を引き起こした原因を究明するとしています。
FDAは先週、この商品に関連した疾患の報告について調査を進めていると発表していました。