直近では2年前の2020年。1月から3月にかけてがマイナス5.1%に、4月から6月にかけてがマイナス31.2%となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全米各地で経済活動が制限されたことから記録的な落ち込みとなりましたが次の四半期にはその反動で大幅なプラスに転じました。
また2008年7月から翌2009年6月にかけては4期連続でのマイナスとなりました。
リーマンショックの影響で個人消費や住宅投資が大幅に落ち込み、失業率も悪化するなど戦後最長の景気後退を更新した時期でした。
1990年10月から12月と翌1991年1月から3月にかけてはそれぞれマイナス3.6%、マイナス1.9%と2期連続のマイナスとなりました。
湾岸戦争の影響で原油価格が高騰し個人消費が落ち込んだことなどが要因でした。
ただ、公式には政府公認の研究機関、全米経済研究所がそのほかのさまざまな経済指標を時間をかけて分析し、景気後退かどうかを認定します。
一般的に“2期連続マイナス”は“景気後退”