子こどもについてもかかりつけの小児しょうに科か医いなどに電話でんわなどで早はやめに相談そうだんすることが望のぞましいとされています。

一方いっぽうで東京とうきょう都とは「急きゅうに息苦いきぐるしくなった」「もうろうとしていて返事へんじがない」「胸むねの痛いたみがある」などの症状しょうじょうが出でた場合ばあいは、すぐに救急きゅうきゅう車しゃを呼よぶよう求もとめています。

自分じぶんで検査けんさを行おこない陽性ようせいがわかった場合ばあい、東京とうきょう都とでは「発熱はつねつ相談そうだんセンター」に電話でんわして医療いりょう機関きかんを受診じゅしんするよう求もとめています。

一方いっぽうで、神奈川かながわ県けんでは抗原こうげん検査けんさキットで陽性ようせいの場合ばあい、重症じゅうしょう化かリスクの低ひくい若者わかものなどには自宅じたく療養りょうようを勧すすめていて自治体じちたいによって対応たいおうが分わかれています。

政府せいふは発熱はつねつ外来がいらいや薬局やっきょくなどで抗原こうげん検査けんさキットを無料むりょうで配くばり、医師いしがいる自治体じちたいの窓口まどぐちから健康けんこう観察かんさつを受うけられる仕組しくみ作づくりを進すすめています。

病院びょういんによると、今月こんげつ25日にちには40件けん以上いじょう受け入うけいれを断ことわられ、呼吸こきゅう困難こんなんの症状しょうじょうで搬送はんそうされてきた80代だいの女性じょせいが転院てんいん先さきが決きまるまで24時間じかん近ちかくかかるケースがあったほか、28日にち朝あさに搬送はんそうされた80代だいの女性じょせいも転院てんいん先さきが決きまらず待機たいきが続つづいているということです。

病院びょういんでは特とくに高齢こうれい者しゃは食事しょくじが取とれず衰弱すいじゃくするおそれもあるとして、できるだけ入院にゅういんしてもらう対応たいおうをとっていましたが、今月こんげつ初旬しょじゅん以降いこうは自宅じたくに帰宅きたくしてもらうケースも増ふえてきていて、持病じびょうが悪化あっかしたり肺炎はいえんを起おこしたりして再さい入院にゅういんした場合ばあいに入院にゅういんが長引ながびくことなどが懸念けねんされているということです。

そのうえで伊藤いとうセンター長ちょうは「若わかくて軽症けいしょうの人ひとがどこに電話でんわしていいか分わからず救急きゅうきゅう車しゃを呼よぶことで救急きゅうきゅう外来がいらいに運はこばれるコロナの患者かんじゃが増ふえているが、重症じゅうしょう化かのリスクがある人ひとの診療しんりょうが遅おくれてしまうので、軽症けいしょうの人ひとは少すこし待まって様子ようすを見みてほしい。急きゅうに息苦いきぐるしさや胸むねの痛いたみを感かんじるなどした場合ばあいにはすぐに救急きゅうきゅう車しゃを呼よんでほしい」と話はなしていました。

患者かんじゃの増加ぞうかに伴ともなって薬くすりを届とどける宅配たくはい業者ぎょうしゃも対応たいおうが追おいつかず、その日ひのうちに薬くすりを届とどけるため、スタッフが直接ちょくせつ患者かんじゃの自宅じたくに出向でむくケースも出でているということです。

郵便ゆうびん局きょくには窓口まどぐちが閉しまっているのを知しらずに荷物にもつの発送はっそうなどのために訪おとずれる人ひともいて、休止きゅうしを知しらせる貼り紙はりがみを確認かくにんすると、残念ざんねんそうに引き返ひきかえしていました。

40代だいの女性じょせいは「書留かきとめを送おくるために来きましたがほかの郵便ゆうびん局きょくを探さがしたいと思おもいます」と話はなしていました。

日本にっぽん郵便ゆうびんによりますと、郵便ゆうびん局きょくによっては窓口まどぐち業務ぎょうむとATMの両方りょうほうを休止きゅうししているところも多おおく、詳くわしい状況じょうきょうについてはホームページで確認かくにんしてほしいとしています。

一方いっぽう、郵便ゆうびん物ぶつやゆうパックなどの配達はいたつ業務ぎょうむに影響えいきょうは出でていないということです。