品目ひんもく別べつに見みると、

▽ハムやソーセージ、冷凍れいとう食品しょくひんなどの「加工かこう食品しょくひん」が7794品目ひんもくと最もっとも多おおく、平均へいきん16％の値上ねあげとなります。

次ついで、

▽ドレッシングやマヨネーズなどの「調味ちょうみ料りょう」は4350品目ひんもくで平均へいきん14％の値上ねあげ、

▽「酒類しゅるい・飲料いんりょう」は3732品目ひんもくで平均へいきん15％の値上ねあげ、

▽「菓子かし」は1192品目ひんもくで平均へいきん13％の値上ねあげとなっています。

会社かいしゃによりますと、麺めんの仕入しいれ価格かかくが1日にちから税込ぜいこみ1玉たま58円えんから63円えんとおよそ8％上あがったほか、豚肉ぶたにくの仕入しいれ価格かかくがことし1月つきと比くらべて1キロあたりおよそ130円えん、14％ほど高たかくなっています。

食材しょくざいの無駄むだをなくしたり作業さぎょうの効率こうりつ化かを図はかったりするなどしてコストの削減さくげんを進すすめてきましたが、光熱こうねつ費ひもあがっているため、今回こんかい値上ねあげに踏み切ふみきったということです。

値上ねあげをすると売り上うりあげが減へってしまう可能かのう性せいがあるため、値上ねあげの幅はばをできるだけ抑おさえたといいます。

チェーン店てんの小林こばやし哲あきらさんは「若わかい世代せだいのお客おきゃくさんも多おおいので少すこしの値上ねあげでも離はなれることにつながる可能かのう性せいがあるため、何なん度ども協議きょうぎを重かさねて値上ねあげを決きめました。取引とりひき先さきからは秋あきにも食材しょくざいを値上ねあげすると聞きいていて、今後こんごの状況じょうきょうをみながら改あらためて値上ねあげを行おこなうべきかどうか検討けんとうしたい」と話はなしていました。

買い物かいものに来きた50代だいの女性じょせいは「日々ひび、値上ねあげを実感じっかんしていますがしかたがないと思おもっています。安やすく販売はんばいしている日ひにまとめて買い物かいものをするようにして、無駄むだなものは買かわなくなりました」と話はなしていました。

「スーパーTANAKA」の田中たなか章一しょういち社長しゃちょうは「値上ねあげすることは客きゃくに負担ふたんをかけることになるので、ほかの店舗てんぽの動向どうこうもみながら対応たいおうしていきたい。メーカーが値上ねあげをすると上あげざるを得えないこともありますが、店みせとしてはできる対策たいさくを行おこなってできるだけいまの価格かかくで提供ていきょうできるよう努つとめたいです」と話はなしていました。