サハリン2をめぐっては、事業を引き継ぐロシア企業が設立されてから1か月以内に日本側がいまの出資割合で新会社の株式を取得することに合意するかどうか、ロシアに通知するよう求められています。
これについて萩生田経済産業大臣は、このプロジェクトに出資している大手商社の三井物産と三菱商事に対して、新会社への参画を前向きに検討するよう要請したことを明らかにしました。
また、トルコのアカル国防相は、農産物を積んだ貨物船3隻が5日にウクライナ南部の港から出発する計画があることを明らかにしました。 さらにウクライナへの貨物船の入港についても「空荷の船がイスタンブールでの検査を経て、ウクライナに向かうことも予定されている」としています。 ウクライナへの貨物船の入港については、これまでロシアが武器の運搬に利用されるおそれがあるとして難色を示していましたが、ロシアとウクライナ、それに仲介役のトルコと国連の合意に基づく、農産物の輸出に向けた動きが着実に進んでいることがうかがえます。
これに対し、ウクライナ軍は南部を中心に反撃していて、イギリス国防省はウクライナ軍がロシアの後方支援基地や弾薬庫などを標的に攻撃し、ロシア軍の補給活動に打撃を与えていると指摘しました。
深刻な食料不足に直面するレバノンからは歓迎の声があがっています。
さらにウクライナへの貨物船の入港についても、「空荷の船がイスタンブールでの検査を経て、ウクライナに向かうことも予定されている」とも記しています。 ウクライナへの貨物船の入港についてはこれまでロシアが武器の運搬に利用されるおそれがあるとして難色を示していましたが、ロシアとウクライナ、それに仲介役のトルコと国連の合意に基づく、農産物の輸出に向けた動きが着実に進んでいることがうかがえます。
アメリカ政府が不当な拘束だと反発していて、アメリカとロシアの外交的な対立が一段と深まる可能性も出てきています。 禁錮刑を言い渡されたのはアメリカの女子プロバスケットボールのブリトニー・グライナー選手です。 オリンピックで2大会連続で金メダルを獲得したチームのメンバーでした。 ことし2月にモスクワ郊外の空港での荷物検査でロシアで違法にあたる薬物を所持していたとして拘束され、麻薬密輸の罪で起訴されていました。 ロシアのモスクワ州にある裁判所は、4日にグライナー選手に禁錮9年の判決を言い渡しました。 アメリカ政府はこれまで「不当な拘束だ」と反発し、バイデン大統領がグライナー選手に手紙を届けるなどして、釈放に向けて全力を尽くすと強調してきました。 これに対しロシア側は「法律に従ったもので政治的な動機ではない」と主張しています。 アメリカのブリンケン国務長官は先月30日に行ったロシアのラブロフ外相との電話会談の中でもグライナー選手の釈放を求めたばかりで、アメリカとロシアの外交的な対立が一段と深まる可能性も出てきています。
またホワイトハウスのカービー戦略広報調整官はMSNBCテレビに対し、ブリンケン国務長官がこの件についてロシアのラブロフ外相と、ASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議が開かれているカンボジアで話し合う機会を探るという見通しを示しました。
砲撃を受けたのは交通機関の停留所で、負傷者のうち3人は子どもだったとしています。 ゼレンスキー大統領はロシア軍が完全掌握を目指すドネツク州の住民に避難を命じる考えを示していて、キリレンコ知事も「毎日、市民が攻撃を受けている」として避難を急ぐよう重ねて呼びかけました。
1バレル=90ドルを割り込むのは、ことし2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を行って以降初めてです。 背景には中国や欧米の景気が今後減速し、原油の需要が落ち込むとの見方が強まっていることが大きく影響しています。 また、3日にアメリカのエネルギー情報局が発表した原油とガソリンの在庫が増加し、供給不足への警戒が和らいだことも価格下落につながっています。 ロシアによる軍事侵攻でWTIの先物価格はことし3月初旬に一時、1バレル=130ドルを超え、世界的なインフレを加速させる要因となりました。
ウクライナからの穀物輸出 トルコ政府が新たに船3隻の出発計画
ウクライナ東部や南部で戦闘続く
ウクライナ出発した貨物船 レバノンへ
トルコ国防相 “貨物船3隻 出発する計画”
ロシア 米の女子プロバスケ選手に禁錮9年の判決
バイデン大統領「すみやかに釈放するよう求める」
ロシアとトルコ大統領会談へ
ドネツク州知事 “停留所に砲撃 8人死亡”
NY原油 1バレル90ドル割り込む ウクライナへの侵攻後初めて