日本勢が
権益を
保有する
石油・
天然ガスの
開発プロジェクト「サハリン1」をめぐって、ロシアのプーチン
大統領が5
日、
非友好国と
位置づける国の
企業などに
株式の
売却などを
禁止する
大統領令に
署名したことについて、
萩生田経済産業大臣は
詳細は
確認中だとしたうえで、
権益を
維持する
考えを
改めて示しました。
ロシアのプーチン大統領は5日、大統領令に署名してロシアがアメリカや日本を含めて非友好国と位置づける国の企業などにロシア企業の株式を売却することなどを年内まで禁止するとし、対象は、日本勢が権益を保有する石油・天然ガスの開発プロジェクト「サハリン1」も含まれるとしています。
これについて、
萩生田経済産業大臣は8
日の
閣議のあとの
記者会見で「
現在は
詳細を
確認中で、
その影響について
予断を
持ってコメントするのを
差し控えたいが、
原油輸入の
およそ9
割を
中東に
依存する
日本にとって、サハリン1は
貴重な
中東以外の
調達先である」と
述べました。
そのうえで「われわれとしては日本の基本方針のとおり権益を維持していくということで何ら状況に変更はない」として、サハリン1の権益を維持する考えを改めて示しました。
ゼレンスキー大統領「見せかけの住民投票 交渉可能性を閉ざす」
ロシアは、すでに
掌握したとしているウクライナの
地域で
支配の
既成事実化を
進める動きを
強めていて、
南部の
一部の
地域ではロシアへの
編入の
賛否を
問う見せかけの
住民投票が
実施される
動きが
あると
アメリカ政府などは
警戒しています。
これに
関連してゼレンスキー
大統領は7
日に
公開した
動画で「
占領者が
偽りの
投票を
行う道を
進めば、ウクライナや
自由主義の
国と
交渉する
可能性をみずから
閉ざすことに
なる」と
述べ、
住民投票の
実施に
踏み切れば、
いずれロシアにとっても
必要となるウクライナや
欧米側との
交渉の
道は
断たれるとしてロシア
側を
けん制しました。
原発攻撃 ゼレンスキー大統領がロシアを改めて非難
ウクライナのゼレンスキー
大統領は、
南東部のザポリージャ
原子力発電所の
周辺に
攻撃があったことについて、ロシアを
改めて
非難するとともに「
国際社会の
確固たる対応が
今すぐに
必要だ」と
訴えました。ロシア
軍が
占拠する
ヨーロッパ最大規模の
原発ザポリージャ
原発では、
今月5
日以降攻撃があり、ウクライナ・ロシア
双方が「
相手の
攻撃だ」と
主張しています。
人権団体“アムネスティ” ウクライナ事務所代表が辞任
国際的な
人権団体の「アムネスティ・
インターナショナル」が、ウクライナ
軍が
市民を
危険にさらす
戦術をとっているとして
国際人道法に
違反しているという
調査結果を
公表したことを
受けて、
この団体のウクライナ
事務所の
代表ポカルチュク
氏は5
日、
辞任したことを
明らかにしました。ポカルチュク
氏はSNSへの
投稿で「
調査結果はロシアのプロパガンダの
道具になってしまった」と
指摘していて、
辞任は
抗議の
意思を
示した
形とみられます。
ウクライナから貨物船4隻が新たに出港
7
日、ウクライナ
南部の
港からトウモロコシやひまわり
油などを
積んだ4
隻の
貨物船が
新たに
出港し、
中国やイタリアなどに
向かいました。
世界的な
食料危機への
懸念が
続く中、
輸出再開の
動きが
加速するかが
焦点です。
“ロシア軍 ザポリージャ原発を再び攻撃” ウクライナ原発公社
ウクライナの
原子力発電公社エネルゴアトムは、ロシア
軍が、
南東部に
あるザポリージャ
原子力発電所の
周辺を6
日再び
攻撃し、
使用済み核燃料の
貯蔵施設近くが
砲撃されたと
発表しました。ロシア
軍が
占拠する
ヨーロッパ最大規模の
原発ザポリージャ
原発では
今月5
日にも
砲撃があり、ウクライナ・ロシア
双方が「
相手の
攻撃だ」と
主張しています。
エネルゴアトムは7日SNSを更新し「6日午後、ロシア側が再びザポリージャ原発付近を砲撃した」としたうえで、職員1人がけがをして病院に搬送されたほか、使用済み核燃料の貯蔵施設の近くに設置されたモニタリング装置3つが損傷し、放射性物質の漏れなどが即時に検知できなくなっていると発表しました。
一方、ロシア国営のタス通信は「ウクライナ側が再びザポリージャ原発を攻撃した」と主張するロシア側の見解を伝え、反論しています。
ウクライナの港に貨物船が入港 軍事侵攻後初めて
ウクライナのインフラ
省は7
日、ロシアによる
侵攻開始後初めてウクライナの
港に
貨物船が
入港したとフェイスブック
上で
明らかにしました。
この貨物船は、バルバドス
船籍の
ばら積み船で、
黒海に
面する南部のチョルノモルシク
港に
入りすでに
積み込み
準備が
完了したとしています。
クブラコフ・インフラ相は「『穀物回廊』が港の出入りの両方に使えるようになったと言える。1か月あたり300万トンの農産物の輸送に向けて、来週には最大の港の使用も始める」と投稿し、輸出再開の動きを加速したい意向を示しました。
小林製薬「紅麹」問題 死亡判明は5人に 会社は午後会見へ
「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は新たに1人について亡くなる前に「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたと遺族から連絡があったことを発表しました。これで製品を摂取した後に死亡したことが分かった人は5人となり、会社は29日午後、記者会見を開くことにしています。※記事後半に「回収対象」となっている製品の一覧表をまとめています。
Source: NHK
Mar 29, 2024 04:03
マダニ媒介の感染症 SFTSは過去最多 人から人も?【徹底解説】
マダニが媒介するウイルスが原因の感染症が年々増えています。国内で去年過去最多を記録したものでは、初めてヒトからヒトに感染したケースも確認。「マダニはわれわれの日常生活に近づいてきている」専門家は警告します。一体何が起きているのか。春本番、お花見やハイキングに行く前に知っておきたいマダニと病気の関係です。
Source: NHK
Mar 27, 2024 15:03
吉本興業 タレント対象の大規模研修会で危機管理の重要性強調
芸能事務所のトップによる性加害問題をはじめ、薬物の使用やハラスメントなど不祥事やトラブルが相次ぐ芸能界。所属タレントをめぐって、SNSのトラブルや法令違反の事故などが起きている大手芸能プロダクションの吉本興業は27日に、タレントを対象にした大規模な研修会を開き、「破天荒でいいといった考え方は大きな落とし穴に落ちる可能性がある」などと危機管理の重要性を強調しました。
Source: NHK
Mar 27, 2024 09:03
EUの農業政策に不満 農家の抗議活動 各地で相次ぐ
ヨーロッパでは、ウクライナ産の農産物に対する支援などEU=ヨーロッパ連合の農業政策に不満を持つ農家の抗議活動が各地で相次ぎ、EUが対応を迫られる事態となっていて、専門家からは、今後のウクライナ支援にも影響しかねないという指摘が出ています。
Source: NHK
Mar 23, 2024 09:03
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