米ナイキは7日までに、厚底シューズの新モデル「エアズームアルファフライネクスト%」を今夏発売すると明らかにしました。同モデルの試作品を着用したケニアのエリウド・キプチョゲ選手は昨年10月、ウィーンで行われたマラソン大会で史上初の2時間切りとなる1時間59分40秒の記録を打ち立てました。
分厚いソールに加え、前足部にはクッション性を高めるエアポッドを搭載したこのシューズです。その見た目はSF映画さながらです。ランニングの愛好家の一部からは、こうした技術の採用により競技の健全性が失われると懸念する声も出ていますが、ナイキは「画期的な進歩」の表れにほかならないとの見方を示しました。