中国湖北省の衛生当局は、新型コロナウイルスによって同省内で新たに94人が死亡したと発表しました。これで流行が始まって以来、これまでに確認された死者は同省で1068人、中国本土で1105人、世界では1107人になりました。
新型コロナウイルスの流行を受けて各国が渡航警戒情報を出す中で、クルーズ船の足止めも相次ぎました。
横浜港に停泊している「ダイヤモンド・プリンセス」ではこれまでに計135人の感染が確認されました。中国以外での流行の規模としては最も大きいです。
2000人以上が乗船する「ウェステルダム」は、乗船者の感染は確認されていないにもかかわらず、最終目的地の日本に入港を拒まれて足止めされています。台湾やフィリピン、タイも同船の入港を拒否しました。
香港に停泊して3600人あまりが5日間にわたって隔離されていた「ワールドドリーム」は、感染者がいないことが確認されたとして、全員の下船が許可されました。