厚生労働省は、
新型コロナウイルスの
検査の
対象を
拡大したことを
受け、
民間の
企業や
大学などで
検査を
できる人数を
増やし、18
日からは
一日最大で
およそ3800
人の
検査を
行うことになりました。
新型コロナウイルスについては、
中国 湖北省や
浙江省への、
渡航歴がなかったり、
滞在歴のある人と
接触していなかったりする
場合でも、
感染が
確認される
ケースが
各地で
出ています。
このため厚生労働省はウイルス検査の対象を拡大し、渡航歴などがなくても感染が疑われる場合は検査を行うよう、17日、全国の自治体に通知しました。
これを受けて、自治体から検査の委託を受ける研究機関や検疫所、民間の企業や大学で、検査をできる人数を増やす方針です。
厚生労働省によりますと、5つの企業で900人、2つの大学で150人のウイルス検査が新たに可能となり、18日からは一日最大でおよそ3800人の検査を行うことができる見通しです。
さらに、検査機器がある医療機関などからウイルス検査を実施したいという要請があれば、試薬を配るなどして検査ができるようにします。
厚生労働省は、検査体制を拡充することで感染した高齢者や持病がある人の重症化の防止につなげることにしています。